わが家が中学受験を考えたきっかけは、幼稚園時代のパパ友との飲み会でした。小学2年生の長男本人の反応や、最難関校を意識する理由、塾を決める前に家庭で進めている学習について、現在の迷いも含めて紹介します。

はじめに

わが家が中学受験を意識したきっかけは、塾の広告でも模試の結果でもありません。

長男が幼稚園に通っていた頃の、パパ友との飲み会でした。

上のきょうだいがいるパパさんから、その家庭が中学受験を選んだ理由や、周囲の受験状況を教えてもらいました。

帰宅後に自分でも地域の状況を調べると、想像していた以上に多くの家庭が中学受験を考えていると知りました。

そこから、三兄弟の勉強の進み方も踏まえ、「受験させる選択もありかもしれない」と考えるようになりました。

今回は、まだ合格体験を語れない小学2年生の家庭が、中学受験を考え始めた過程と現在地をまとめます。

結論

現在のわが家は、最難関校も選べる学力を意識して家庭学習を進めています。

ただし、親が最難関校へ進ませたいからではありません。

長男が将来、実際に学校を見て「ここへ行きたい」と思ったとき、学力を理由に諦める選択肢を減らしたいからです。

学校見学や文化祭を経験したあと、本人が別の学校を選ぶこともあると思います。地元の公立中学校を希望する可能性もあります。

今は進学先を決める時期ではなく、本人の選択肢を広く残すための土台をつくる時期だと考えています。

わが家の状況

わが家には、小学2年生の長男と、二人の弟がいます。

長男は幼い頃から文字への関心が強く、現在も朝の家庭学習を続けています。小学2年生の6月には、漢検7級に合格しました。

今の最優先目標は、中学受験向けの先取りではありません。

長男本人が望んでいる、漢検1級の最年少合格記録への挑戦です。入塾前の期間は、好きな漢字に全力で向き合っています。

中学受験についても、本人と話しています。

長男は「同じように努力してきた友達と仲良くなって、好きな話をしたい」と話していました。

私が「今の小学校の友達とは離れるかもしれないよ」と伝えると、長男はこう返しました。

「家が近いんだから、遊びたくなったら連絡して遊べばいい」

親が心配していたより、ずっとあっさりしていました。

実際にやってみたこと

現在は、集団塾やオンライン指導を含め、複数の選択肢を調べています。

実際に校舎へ足を運び、教室の雰囲気や先生との相性も見ています。ただ、まだ入塾先は決めていません。

私の中では、小学3年生までに『トップクラス問題集』などの難度が高い市販教材へ取り組む計画があります。

そのうえで、入塾テストに合格した塾の中から、長男に合う場所を考えても遅くないと思っています。

学校説明会や文化祭には、まだ参加していません。

今後は実際の学校を見ながら、親の評価よりも長男の反応を確かめる予定です。

なお、公立中高一貫校と国立・私立中学校では、選抜の仕組みが同じではありません。

文部科学省によると、公立の中等教育学校と併設型中学校は、入学者の決定に学力検査を行わない仕組みです。具体的な選抜方法は学校や設置者で異なるため、受検時には最新の募集要項を確認します。文部科学省「中高一貫教育Q&A」

良かったこと

中学受験を低学年から意識したことで、進学先より先に、わが家の目的を考えられました。

目的は、長男を有名な学校へ入れることではありません。本人が選びたいと思ったとき、挑戦できる状態をつくることです。

その目的があるため、今すぐ塾へ入らなければならないという焦りはありません。

長男は現在、漢検という自分の目標に夢中です。親が中学受験の予定を優先していたら、この挑戦へ十分な時間を使えなかったかもしれません。

また、塾を先に一つへ決めなかったことで、集団塾とオンラインの両方を比較できています。

合格実績だけでなく、先生との相性や、長男が安心して質問できるかを見る余裕もあります。

うまくいかなかったこと

今のところ、中学受験を理由に長男が勉強を嫌がったり、家庭学習を負担に感じたりしたことはありません。

すでに学習習慣があり、本人も勉強へ苦手意識を持っていないためです。

ただし、学習が得意だからこそ、親が量を増やしすぎる危険はあると思っています。

中学受験、漢検、学校の勉強、市販教材。目標を並べると、いくらでも課題を追加できます。

特に私は仕事の休みが比較的多く、子どもの勉強に関われる時間があります。時間があることが、そのまま良い伴走になるとは限りません。

親の熱量が高すぎれば、長男が自分で考える時間を奪うかもしれません。

だからこそ、勉強時間を増やすより、親がどのように関わるかを意識しています。

改善したこと

仕事が休みの日には、地域の地区センターで小会議室を借りて勉強することがあります。

そこでは、私自身に三つのルールを決めています。

  • 絶対に怒らない
  • イライラしない
  • 楽しい授業にする

自宅とは違う場所へ移動すると、親子とも学習へ気持ちを切り替えやすくなります。

何より、私が「教えなければ」と力みすぎないためのルールとして役立っています。

長男が模範解答とは違う方法で正解へたどり着いたときは、考え方を残します。すぐ正しい方法へ直すより、本人がどのように考えたかを一緒に見ます。

塾へ入る前の今は、問題を速く解くことだけでなく、勉強を楽しめる状態を守りたいと思っています。

今日からできること

わが家の経験から、中学受験を考え始めた時期に整理しておきたいことをまとめました。

進学先を決める前の5つの確認

  1. 受験を知ったきっかけと、受験する理由を分ける
    周囲の家庭が受験することは、情報を集めるきっかけです。わが家が受験する理由とは分けて考えます。
  2. 子ども本人の言葉を聞く
    親が学校の良さを説明する前に、どんな友達や学校生活を望んでいるかを聞きます。
  3. 学校を見る前に候補を絞りすぎない
    公立中高一貫、国立・私立、地元の公立を含めて選択肢を残します。
  4. 塾は合格実績以外も見る
    校舎の雰囲気、先生との相性、集団とオンラインの違いも比べます。
  5. 今夢中になっていることを奪わない
    受験準備を理由に、本人が望んでいる漢検や習い事を急いで終わらせないようにします。

中学受験を考え始めることと、すぐ入塾することは同じではありません。

お子さんの興味や家庭の生活に合わせて、情報収集から始める方法もあると思います。

こんな家庭におすすめ

今回の内容は、次のようなご家庭と共有したいと思っています。

  • パパ友や知人の話から中学受験を意識した
  • 小学1〜2年生で、いつから塾へ通うか迷っている
  • 最難関校を意識することが、親の押しつけにならないか心配している
  • 集団塾とオンラインのどちらが合うか分からない
  • 受験準備と、子どもが現在夢中なことを両立したい

同じ小学2年生でも、学習習慣や性格は違います。

わが家の進め方が、そのまま別の家庭に合うとは限りません。考え方を整理する一例として、参考になればうれしいです。

今後の目標

まずは小学3年生まで、市販の難度が高い問題集にも取り組みながら、漢検の目標を優先します。

その後、入塾テストの結果や本人の希望を見て、集団塾やオンラインを含めた学習環境を考えます。

学校選びは、これからです。

説明会や文化祭へ足を運び、長男が何を面白いと感じるのかを見ます。最難関校を意識した学習をしていても、最終的な学校選びは本人の思いに沿う形にしたいです。

三兄弟が成長すれば、送迎や教育費、家族の予定も変わります。

一度つくった計画を守ることより、その時点の本人と家庭に合わせて見直すことを大切にします。

まとめ

わが家が中学受験を考えたきっかけは、幼稚園時代のパパ友との飲み会でした。

上のきょうだいがいる家庭の話を聞き、地域の受験状況を調べたことで、中学受験が身近な選択肢になりました。

現在は、長男の選択肢を広げるため、最難関校も意識した学習を進めています。

ただし、進学先を親だけで決めるつもりはありません。これから学校見学や文化祭を経験し、長男の思いに沿って考えます。

塾もまだ決めず、複数の校舎やオンラインを比較しています。その前に、長男は好きな漢字へ全力で取り組んでいるところです。

受験準備を急ぐより、本人が今夢中になっていることを守る。親が関わるときは、怒らず、イライラせず、楽しい時間にする。

わが家は、この土台を大切にしながら中学受験と向き合っていきます。

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参考・出典