紙教材とタブレットはどちらがよい?三兄弟がタブレットを使うわが家では、漢検3週間前に紙の過去問で弱点が発覚。毎日の使い分け、自由時間の挟み方、丸付けまで実体験でまとめます。

はじめに

タブレットの模擬テストでは合格点。それなのに、紙の問題を解かせるとボロボロでした。

長男が漢検に挑戦したとき、わが家で実際に起きたことです。本番まで、残り3週間でした。

それまで私は、学習用タブレットで対策しているのだから大丈夫だろうと考えていました。ところが紙に自分の手で漢字を書くと、あやふやな形が次々に出てきました。

この経験から、紙とタブレットを「どちらが優れているか」だけで考えなくなりました。

今は両方をほぼ毎日使いながら、疲れ方や学習の目的に合わせて切り替えています。

結論

わが家の結論は、紙かタブレットの二択にしないことです。

タブレットは、毎日の学習を自分から始めやすい道具です。一方の紙は、書いた形や考えた跡がそのまま残ります。

長男の場合、難しい問題や「本当に自分の手で書けるか」を確かめたい学習では、紙が欠かせません。

ただ、疲れている日に難しい紙教材へこだわることもしません。本人が「今日はタブレットでいい?」と確認してくることもあります。

その日の状態を見て、簡単な問題や読書へ変えることもあります。教材の形より、今の目的と本人の様子を先に見るようになりました。

わが家の状況

三兄弟は全員、スマイルゼミを使っています。ただし、紙教材との割合はかなり違います。

長男はタブレットと紙の両方をほぼ毎日使います。紙では市販の問題集、漢検対策、朝日小学生新聞「天声こども語」の書き写しなどに取り組んでいます。

漢検では『漢検 漢字学習ステップ』と、コンビニで購入できる公式の「漢検過去問」を使っています。現在の公式名称も日本漢字能力検定協会の案内で確認しました。日本漢字能力検定協会「漢検問題集おすすめナビ」「過去問シリーズ」

普段は国語・算数の市販問題集や歴史漫画、本人が興味を持った漫画・小説も読みます。今後はRISU算数も追加する予定です。

次男は現在、タブレットが約9割、紙が約1割です。受験準備で過去問を使う機会が増え、以前より紙に触れる時間が増えました。

三男は、今のところ家庭学習はタブレットが中心です。同じ兄弟でも、紙とタブレットの割合はそろえていません。

実際にやってみたこと

長男と三男は朝起きるのが得意で、親より先に起きて学習を始める日があります。

長男の朝は、たとえば次のように進みます。

  1. スマイルゼミの「今日のミッション」に取り組む
  2. 1時間ほど自由に過ごす
  3. その日の紙教材に取り組む
  4. また1時間ほど自由に過ごす
  5. スマイルゼミで追加の学習を3講座進める
  6. 終わったら再び自由時間にする

自由時間は、親が内容を決めません。遊ぶ、本を読む、何もしないなど、本人が好きに過ごしてよい時間です。

紙教材の難しい問題集は、同じ単元をレベル1から2、3へと進めます。時間を区切り、その中でどこまで考えられるかを見ています。

このように、わが家では「午前中は紙、午後はタブレット」と固定していません。紙とタブレットの間に自由時間を挟み、気持ちを切り替えています。

良かったこと

両方を使うようになって良かったのは、学習の状態を一つの記録だけで判断しなくなったことです。

タブレットの学習結果は、親のスマートフォンで確認できます。本人が自分で進めても、あとから取り組んだ内容を追えます。

紙は、途中の式や書いた文字そのものを確認できます。長男が解き終えた紙は、三段階に分けた引き出しで管理しています。

  • これから取り組むもの
  • 長男が解き終えたもの
  • 親が丸付けを終えたもの

親は定期的に引き出しを見て、終わっているものを丸付けします。長男も丸付け済みの段を確認し、間違えたところを見直します。

「出す」「丸を付ける」「直す」を同じ時間に集めなくてよいため、親子それぞれのタイミングで進められています。

うまくいかなかったこと

一番大きな失敗は、漢検対策をタブレットに任せすぎたことです。

長男はスマイルゼミの漢検ドリルで学習を進め、タブレット上の模擬テストでは合格点に届いていました。スマイルゼミには現在も「漢検ドリル」と、その中の「漢検チャレンジ」があります。スマイルゼミ「漢字検定に挑戦!応援キャンペーン」

ところが、本番3週間前に紙の問題を解かせると、結果は思っていたより厳しいものでした。

わが家で利用した際は、多少形が崩れた漢字でも、タブレット側で補正されて正解扱いになる場面がありました。長男も、その判定に頼ってしまった部分があったのだと思います。

これは「タブレットなら漢字を正しく覚えられない」という話ではありません。わが家が、画面上の点数だけを見て「書けている」と判断してしまった失敗です。

残り3週間は、漢検対策を急きょ紙中心へ変更しました。あやふやな漢字を実際に書き、間違えた形を一つずつ直しました。

結果として本番は合格できましたが、もっと早く紙で確認していれば、直前に慌てずに済んだはずです。

「学習用タブレットだから大丈夫」と名前に安心してしまったことは、親として反省しています。

改善したこと

この経験以降、画面上の正解と「自分の手で再現できること」を分けて見るようになりました。

普段の学習はタブレットで進めても、漢字のように本番で紙へ書く内容は、途中で紙の確認を挟みます。

難しい算数も同じです。正解だけでなく、式や図を残してほしいときは紙を使います。

反対に、疲れている日は難易度を下げます。長男自身がタブレットを希望する日もありますし、親から読書へ切り替えることもあります。

次男や三男にも、長男と同じ割合を求めません。次男は紙を使う目的が増えてきた段階、三男はまだタブレット中心です。

今日からできること

紙とタブレットで迷ったとき、わが家では「どちらが楽か」だけでなく、次の四つを確認します。

確認することタブレットを選びやすい場面紙を選びやすい場面
今日の目的日々の学習を進めたい書けるか、解けるかを確かめたい
難易度疲れていて負担を下げたい難しい問題をじっくり考えたい
残したいもの学習履歴を確認したい文字・式・図の跡を見たい
本番の形式画面上で完結する練習紙に書く試験の準備

さらに、どちらを使う日でも、間に自由時間を置きます。

学習量を増やすための休憩ではなく、好きに過ごしてよい時間です。この区切りがあることで、次の教材へ入りやすくなっています。

こんな家庭におすすめ

今回の内容は、次のようなご家庭と共有したいと思っています。

  • 紙教材とタブレットのどちらか一つに決めるか迷っている
  • タブレットでは進むが、実際に書けるか心配
  • 漢検など紙で解答する検定を予定している
  • 難しい問題に取り組む日と、疲れている日の調整に迷う
  • 親の丸付けをその場でできず、紙教材がたまりやすい

子どもの年齢や教材の機能によって、合う割合は変わります。わが家の失敗と使い分けが、一つの例になればうれしいです。

今後の目標

今後も長男には、紙とタブレットの両方を使います。

ただし、両方を毎日完璧にこなすことは目標にしません。本人が疲れている日は、難易度や内容を変えます。

RISU算数を追加したあとは、タブレット教材が二つになります。量を増やすだけになっていないか、今まで以上に見直す必要があります。

次男は受験準備で紙が増えているため、タブレットとの割合がどう変わるかも見ていきます。

三男は、今はタブレット中心のままです。三人を同じ形にそろえるより、その子に紙が必要になった理由を見て増やしていきたいと思います。

まとめ

わが家では、紙教材とタブレットの両方をほぼ毎日使っています。

その考え方が大きく変わったのは、漢検本番の3週間前でした。

タブレット上では合格点でも、紙に書くとあやふやな漢字が残っていました。そこで紙中心へ切り替え、実際に書いて直すことで本番に備えました。

この経験から学んだのは、「タブレットだから安心」「紙だから確実」と決めつけないことです。

始めやすさ、疲れ具合、問題の難しさ、本番の形式。それぞれを見ながら道具を変える。

そして、画面の点数だけでなく、紙に残った跡も見る。

わが家では、これからも両方の良さと弱さを見ながら、三兄弟それぞれに合う使い方を探していきます。

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参考・出典